2017年7月5日から6日にかけて福岡県と大分県の九州北部を中心に発生した集中豪雨は、土砂崩れによる大量の流木により、大きな被害をもたらしました。
その量は福岡では20万トンとも推計され、過去最大級の流木災害とも言われています。
幡ヶ谷再生大学では、直後から被害の大きかった福岡県朝倉市に入り活動を続けています。
そのなかでお手伝いを続けていた鳥巣さんの田んぼや星野さんの柿畑に残された大量の土砂や木っ端ととも何層にも重なった流木の山。
この木をウッドチップや焚き火、装飾だけでなく、想いが届き繋がるものに出来ないか?
泥や木っ端を出しながら、チェーンソーで切り出し、洗って、製材所に運び込み裁断、加工所で木札の大きさにカットし刻印を入れて、東北ライブハウス大作戦の木札へと再生するプロジェクトとして動いてきました。
<九州集中豪雨とは?>
2017年(平成29年)7月福岡県と大分県を中心とする九州北部で発生した集中豪雨。
朝倉市では桂川彦山川が氾濫。大分県では土砂崩れも発生。
福岡大分合計で全壊288棟、半壊1079棟、一部破損44棟、床上浸水173棟、床下浸水1383棟を記録し、多くの方が亡くなりました。